単に病気の診断治療をするだけではなく、日常生活重視の支える医療への見極めが大切であると考えます。
継続的なケアの重要性を大切に患者様と長く付き合う事により、病気・病状の把握だけでなく、顔の見える地域の患者様との良好な人間関係を築く事なくしては、患者様にとって最善の医療は行えないと考えております。
さらに、多職種連携を意識し地域包括ケアを支え、予防・医療・介護・住まい・生活支援を地域の特性に応じて作り上げていくことが医師の責務であり、健康長寿へのアドバイスや支えが出来たらと考えております。
今後、地域の実情をふまえ行政、医師会開業医の先生方と連携し地域の保険や福祉を担う総合的な取り組みを考え実行してまいります。
特に近年、人口の少子高齢化・核家族化が取り上げられる中、これらは、必要不可欠な課題で非常に重要視されていると考えているからです。
ある日突然通院困難になった場合、老々介護になったら、核家族化により認知症など様々な疾患への気づきの遅れなど様々な問題があります。
そのため、当院では、
「外来診療から訪問診療へ気づこう・つなごう。」
を掲げ、患者様とそのご家族に対する支援体制の充実に取り組んでいきます。